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いきものがかりの新曲「STAR」が映画「銀河鉄道の父」の主題歌に決定!

いきものがかりの新曲「STAR」が、5月5日(金・祝)より全国公開される映画「銀河鉄道の父」の主題歌に決定いたしました。



映画「銀河鉄道の父」は、門井慶喜氏が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた傑作(第158回直木賞受賞作)『銀河鉄道の父』を原作として、人間ドラマの名手・成島出監督により映像化されたもの。賢治の父・政次郎を役所広司氏、賢治を菅田将暉氏、賢治の妹・トシを森七菜氏、母・イチを坂井真紀氏、賢治の祖父・喜助を田中泯氏、弟・清六を豊田裕大氏と、豪華キャスト陣が演じることでも話題を集めています。

主題歌の「STAR」は、本作のために書き下ろした新曲で、詞曲を水野良樹が、編曲を本間昭光氏が担当。作品のテーマである家族愛に寄り添い、あたたかいメッセージが込められたミディアムバラードとなっています。

この度の発表にあわせて、本楽曲の一部をお楽しみいただける特報映像も公開されました。ぜひご覧ください!

映画『銀河鉄道の父』特報映像

いきものがかり | コメント

◉吉岡聖恵
映画「銀河鉄道の父」というこの作品がとてもあたたかみのある作品だと思いました。賢治の妹、トシへの深い愛情、そして、その中で新しい作品が生まれていくこと、それがとても印象的でした。そして、賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。語るように歌いながら、一方であたたかく深い気持ちが爆発するような歌でもあると思います。心の中に熱いものを持ちながら歌いました。作中にある賢治の父、政次郎と賢治の関係に思いを馳せながら、自分にとってとても貴重なタイミングでこの歌を歌わせていただいた事がとても素晴らしい体験となりました。母になった今、出来上がったこの曲を、うんうん、としみじみ聞いてしまいます。自身の心境にリンクする曲にもなりました。

◉水野良樹
(映画を観て)やっぱり息子の顔が浮かんで、しょうがなかったですね笑。こんなことを言ったら怒られると思うのですが「俺も政次郎だよ!」と心のなかで叫びたいくらいで。そして、やはり各シーンでときに静かに、ときに激しく、生と死のあわいに身を寄せる相手に、言葉を送ろうとする登場人物たちがとても愛おしかったし、心打たれました。他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。いきものがかりというグループにとっても、このタイミングで親と子を描く作品に関わらせていただけることに、勝手ながら、なにか運命めいたものを感じました。

映画概要

□出演
役所広司 / 菅田将暉 森七菜 豊田裕大 / 坂井真紀 / 田中泯

□監督
成島出

□原作
門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)

□脚本
坂口理子

□音楽
海田庄吾

□主題歌
いきものがかり「STAR」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

□製作
木下グループ

□制作プロダクション
キノフィルムズ / ツインズジャパン

□配給
キノフィルムズ

□助成
文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

□Twitter
@Ginga_Movie2023

□公式サイト
https://ginga-movie.com/

□あらすじ
宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人工宝石、宗教と我が道を行く賢治。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも―。

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